箔押し

西洋のアンティーク家具でもよく見られる「箔押し」は、昔から高級感の代名詞として親しまれてきました。CMYKの4種の色を網点で掛け合わせるプロセスカラーでは表現できない、物理的な美しい輝きは、今なお圧倒的な存在感で「箔付」をしてくれます。
安価である事が最優先とされている昨今では、あまり見かけなくなりつつある技法でもあります。
人の目を惹きつけ魅了するものは、創意工夫だけではなかなか難しいものがありますが、このような「箔押し」のほか、風合いや手ざわりのユニークな高級紙の選択、特色インクを使った印刷など、昔から引き継がれて来た印刷技法を見直してみてはいかがでしょうか?
数字として統計を出せない部分を、費用対効果の観点で捨ててしまうのは、この30年におよぶ印刷文化の衰退にも繋がっているのかも知れません。
また一方でオンデマンド印刷(小ロット向け印刷)で可能で「箔押し」もありますので、ご興味がありましたらお気軽にご相談ください。

《 箔押しの概要 》