
店舗の看板、横断幕、懸垂幕、施設内の各種掲示物、吊り下げパネル、タペストリー、顔出しパネル、マグネットシートなど
デザインの制作から、施工までご依頼いただけます。
高価な素材に限定している訳
色褪せの度合いが違います
WEB検索で比較すると原価が半値以下の素材もある中、弊社はあえて高価な3M商品をベースに取り扱っております。それは時間経過による色褪せの度合いが異なるから。特に大きな役割をラミネートフィルムが担っています。印刷する素材である「塩ビシート」も、それを保護する役割のラミネートフィルムも、幾層も役割の異なるフィルムの貼り合わせ(多重構造)から成るため、合成素材の高騰の影響を大いに受けている商材です。
価格競争では不利になることは明確ですが、何よりクライアント様に後悔だけはさせたくない。
例えば、選挙関連の看板に、立札看板というものがありますが、となりに立っている対立候補の看板よりも先に色褪せてしまっては、とても悲しいものです。何より、店舗の看板となれば施工費も高額となり、頻繁に付け替えるわけにもいきません。
横断幕に使われるターポリンも、同じです。安い素材は手ざわりが「ふかふか」しており、紫外線と加水分解によってすぐにぽろぽろと崩れはじめてしまうのです。
だから、高品質な素材を、ご納得いただける金額でご提供することに取り組んでおります。
縮まったり、ひび割れたり
もちろん、紫外線と加水分解は高価な素材でもいずれ影響を受け、色褪せも必ず起こり始めます。
しかし安価な素材では、西日を浴びた状態でたった2~3年で、塩ビシートの周囲が縮まりはじめたり、カッティングシートのひび割れが起こることを確認しています。そういう事例を見たり、クライアント様からの嘆きのお声をたくさん聴いてきました。
屋外看板は5年が目安
3Mの補償期限もあり、一般的にそう申し上げますが、設置場所の環境によって大きく異なります。もっと長く良い状態を保つこともあります。交換の目安は、色褪せです。「少し色が薄くなったかな?」という時期が来ると、一気に抜け始めますので、交換のご準備をはじめてください。
看板関係でよくある質問
Q.素材について
- 壁に貼る:アルミ複合板
- ロープで縛る幕:ターポリン
- 建設現場など強風:メッシュターポリン
- 屋内のタペストリー:トロピカル
- こだわりの店名:箱文字など
- 施設の銘板:ステンレス板、切り文字など
- 屋内で短期間:スチロールパネル
- 車に貼る:塩ビシートや異方性マグネット
Q.施工方法
- 現況復帰前提:ビス留め(雨水汚れ防止のため最低限のコーキング)
- 取り外す予定なし:屋外用両面テープ+コーキング
- 現況復帰予定のタイル壁:隙間にアルミアングルをビス留め
- 売り場吊り下げ:ワイヤー、またはテグス
- 移動できる顔出しパネル:木枠の骨組みに自立足+ウェイト
- 野立て看板:金属足+コンクリート埋め
- 野立て看板の撤去:切断+コンクリート流し込み
※石膏ボードの上に両面テープや糊付けで施工する場合には、表地(壁紙)が劣化すると硬質化し柔軟性がなくなり、面板に体重をかけると簡単に表地がやぶれて剥がれてしまうことがあります。アンカーを挿入するための穴あけが可能な場合には、ビス留めをおすすめします。
看板類作製のながれ
- 引き合い(情報収集)
- 現地調査(採寸・下地・地盤など)
- 施工方法の検討
- お見積り
- ご入稿 ➡ おおまかなご要望と、写真データ、文字データなどをご支給いただきます
- 初校案提出 ➡ 校正確認をしていただきます
- 現地施工日時の調整・諸手続き(施工の場合)
- 再校提出 ➡ 初校でご指摘いただいた箇所を再確認していただきます ※上長確認などはこの段階でお願いします
- 3校提出 ➡ 再校でご指摘いただいた箇所を再確認していただきます ※不要な場合には省略
- 念校 ➡ 最終確認です
- 校了 ➡ 念校で問題がなければ、「校了」として生産工程へ移行します ※これ以降の修正はいっさいできません。
- 納品/施工 ➡ 納品、または現地施工開始
- 完了確認
- お支払い ➡ 銀行振込
2~3週間程度で完了するものもあれば、校了後の準備に2か月程度かかる案件もあります。現地の状況把握、校正確認のお時間、原稿内容の不明瞭さ、差替えの発生などで、日程は延びてしまいますのでくれぐれもご留意ください。
看板類作製の費用感
横断幕/ターポリンW6000✕H900mm/周囲折り返し縫製/ハトメ加工を1枚作製した場合の一例
版下代30,000円+作製費48,000円=小計78,000円(税込85,800円)
顔出しパネル3基を製作した場合の一例
版下代 50,000円+自立パネル作製代249,000円+運送費24,000円=小計323,000円(税込355,300円)
店舗看板W3600✕H800mmをアルミアングルを下地に設置後、アルミ複合板を取り付けした場合の一例
版下代30,000円+面板作製代50,000円+アングル加工代50,000円+現地施工代60,000円+消耗品、廃材処分、交通費30,000円=小計220,000円(税込242,000円)
※施工場所の地下が何メートルまで土壌でどこからがコンクリートなのか、地下の上下水道の配管レイアウト、石膏ボードの奥のアングルやコンクリート等調査が十全でないと施工当日の作業がスムーズに進みません。施工前の現地調査に図面提供や点検口の利用許可などのご協力をお願いいたします。
※事前の情報収集が困難な場合、施工方法については、施工段階での現場判断となる場合があります。想定外の状況となる場合もございますので、必ず決裁者様に確認ができる状況をご確保の上、ご担当者様のお立合いをお願いいたします。事前情報と現況に差異がございますと、コンクリートカッターや高所作業車など特殊な機器の手配が必要であったり、追加の施工日が必要となるような場合には、やむを得ずお見積り金額の再調整が必要となるケースもございます。
内訳について
- 版下代・・・グラフィックデザイナーの拘束作業時間による人件費と、ノウハウ提供を伴う版権利用費です
- 撮影代・・・商品提供での物撮り、出張撮影などの人件費と交通費、レンタルスタジオ利用費など
- イラスト作画/MAP制作・・・特別に時間を要する作業費で版下代に可算されます
- 作製代・・・溶剤系インクジェット印刷のフィルム代、印刷機の減価償却、インキなどの消耗品費、、貼り付け作業などの人件費、m数、端材の量などで変動
- 製本・加工代・・・ハトメ、縫製、骨組みなど、追加で行うオプション加工費
- 運送費・・・看板関係に係る運送費は有料です
- 追加請求・・・原稿の大幅な差替え、複数案の提出をご要望、納品までのスケジュール短縮、施工方法の変更、追加施工日の設定など
- ボリュームディスカウント・・・お取引の履歴により、お見積もり金額を勉強させていただきます
※単価について・・・お見積りは「固定費」と「変動費」の積算による合計金額となります。単価の記載はコスト管理の一助として、一般的に表記されますが、枚数が代われば「固定費」の分だけ単価も変動しますので、予めご承知おきください。
※これらの表示価格は、2025年6月11日現在での価格です。