会長挨拶

mizobuchi[1]先の大戦終結よりおよそ70年を経た今、国際情勢・国際政治では色々なことが起こっていますが、特に近隣アジア周辺諸国やイラク及び中東問題、わが国においても独立国家としての主権を維持する上で、新たな脅威が生まれていて、国際社会は変貌と混沌の中で新たな脅威に直面しています。また貿易国である我が国にとって、国際社会の安定は国民生活に直結する重要事項であり、国際平和協力活動にも今後一層主体的に取り組んでいくときにあります。そのような背景のなか、自衛隊は、日本の平和と独立を守るという本来の使命に加え、国際社会の安定化や国内外における災害派遣など、私たちの安全と繁栄のために多岐にわたる活動を行っています。平和とは水や空気のように当然にしてあるものではなく、努力して手に入れるものであります。戦後から70経った今、私たちは、あらためて国防と平和に対する認識を深め、同時に国民の防衛意識を高揚させていかなければなりません。更に自衛隊への理解と協力や激励支援をもって日本の平和と安全に寄与したいと考えます。愛する人々を守る。我々は、青年の責務としてこれらの気概を持ち、陸海空の自衛隊が駐屯するここ神奈川県において防衛協会青年部会を設立します。

神奈川県防衛協会青年部会
会 長  溝 渕 信 一